抗重力筋とは？【本厚木駅で痛みの原因を取り除く　あかつき整骨院】｜保険治療のご相談、突然の首や肩・腰などの痛みは本厚木駅から徒歩3分の「あかつき整骨院」まで

こんにちは！　本厚木駅で整骨院を営んでおります、あかつき整骨院です。

本日は、抗重力筋とは？について取り上げてまいります。

◎抗重力筋って何？

　抗重力筋は、地球の重力に対し、立位や座

　位などの姿勢を保ってくれる筋肉のことを

　いいます。

　

　この抗重力筋は、特に体を動かす動作のみ

　働くのではなく、無意識の場合でも姿勢を

　保っている時に働いている筋肉になります。

　※姿勢が保たれている状態は、重力と抗重力筋ともにつ

　　 りあっているということです。

　この筋肉は、日常生活で常に働いている箇

　所になりますが、一度筋肉が衰えると重力

　に対し、正常な姿勢が保持することが困難

　になります。

◎抗重力筋の代表的な筋肉

　抗重力筋の筋肉が働くのが5つの箇所があり

　ます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　➀背中　⇒脊柱起立筋・広背筋

　②腹筋　⇒腹直筋・腸腰筋

　③お尻　⇒大殿筋

　④太もも⇒大腿四頭筋

　⑤ふくら⇒下腿三頭筋

　　はぎ

　

　以上5つの抗重力筋が体の前後を調整しな

　がら、重力に対してバランスを保っていま

　す。

◎立位姿勢

　また抗重力筋と体の動作にも関係がありま

　す。

　

　本来抗重力筋は、正常な姿勢から歪んだり

　してズレが修正する働きがあります。

　　この立位の体勢には、理想的な姿勢が

　　あります。

　　　　　　　　　それは・・

　　ニュートラルポジションの姿勢になりま

　　　　　　　　　　す。

　　この姿勢は、重力に対してもっとも効果

　　的に体を支えることが出来る姿勢になり

　　ます。

（ニュートラルポジション）

　矢状面で以下の5点が直線上の位置する姿

　勢になります

　1.耳孔（やや後方の位置）【耳の穴】

　2.肩峰（前方の位置）

　3.大転子（やや後方の位置）

　4.膝関節中心のやや前方（膝蓋骨後面の位置）

　5.外果の前方（外果の5〜6cm前方の位置）

　特に通常の立位姿勢は、腹筋群や太ももの

　筋肉より背中やふくらはぎの筋肉の方が重

　要な働きをしています。

◎座位姿勢

【基本的な座位姿勢】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　矢状面で3点が直線上の位置する姿勢にな

　ります。

　1.耳孔

　2.肩峰

　3.大転子

【骨盤の基本的位置】

　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　ASIS（上前腸骨棘）とPSIS（上前腸骨棘）

　を直線で結んで座面と水平を保っている姿

　勢が正常な姿勢になります。


　座位姿勢では、主に体幹の支持性が重要で

　す。

　この体幹の支持性や安定性を高めるには、

　腹直筋・腹横筋・腹斜筋に働きかけて、腹

　腔内圧を高める必要があります。

　上記の基本姿勢を意識してみると、普段自

　分が正常だと思っている姿勢とは異なって

　いることに気が付くはずです。

　まずは、自身の体の変化に気づけるように

　しましょう。